こんにちは(^o^)丿
高田です😆
今年も残すところあとわずかとなりましたね✨
ここのところ、朝晩の冷え込みがより一層厳しくなってきて路面が凍ってるなんてこともしばしば・・・
皆さん、車の運転には十分に気を付けてくださいね(*´ω`)
さて今日のブログはお客様からよく聞かれることについてお話ししたいと思います😌
『大切な愛車にキズがついてしまった😱』
そんな時に頼られるのが我々、車の修理業者です。
まずは見積もりからといって、出された見積金額をみてビックリ😳
なんて経験がございませんか?
そんな時によく聞かれるのが『キズがついた所だけスポットで安く直らないの?』というご質問です(^o^)丿
ここで今日はそんな疑問に詳しく解説していきたいと思います。
スポットぼかし補修
まずはキズがついた部分だけ小さい範囲で修理が可能か?
答えは『YES』です(^o^)丿
イメージで言うと↑のイラストのような感じです✨
車の塗装はカラーベースと言われる色を吹き付けしてから、透明のクリアーと
言われる樹脂を吹き付けて完成します。車の塗装の表面がツルツルしているのは
透明のクリアーと言われる樹脂が固まった物なんです。※そうでないものもありますが・・
スポット補修というのはキズがついてしまった部分をカラーベースで染めてから更にそこから
範囲を広げて透明のクリアーで上手くなじませるように塗っていきます😌
スポット補修のメリット
・小さい範囲で済ませられる分、余計な部品の脱着など省ける事があります。
・面積が少ない分、材料の節約ができます。
スポット補修のデメリット
・クリアー塗装でなじませる際に塗装の厚みを徐々に薄くさせる必要がある為、
そこだけ耐久性が非常に弱くなります。
・塗装する為の色合わせなどは必ずしなくてはいけないので手間による工賃はそこまで変わらない。
と、いう感じです(; ・`д・´)
次に通常の板金塗装における補修の仕方についてご説明します✨
ブロックぼかし塗装
これが通常の補修の方法になります。
イメージで言うと↑のイラストのような感じになります。
キズがついた所をカラーベースで染めてからパネル一枚をクリアーで塗装します。
※パネル一枚に対してカラーベースもクリアーも全て塗装する方法は『ブロック塗装』といいます。
大きい範囲のキズやへこみの際にはこの方法で塗装します。
ブロックぼかし塗装のメリット
・一枚クリアー塗装するので塗装の厚みが均一になり、耐久性が非常に高いです。
・塗装する前の足付けでクリアー層にあるキズは消えてしまうのでドアハンドル周りの細かいキズ等
も消えてしまいます。
ブロックぼかし塗装のデメリット
・塗装するのに邪魔になる箇所は全て分解する為、その分脱着工賃が発生し費用が割高になります。
・広い面積での塗装になる為、乾燥や磨き等、時間がかかります。
と、いう感じですね(^-^;
まとめ
スポット補修はどこの箇所でも可能ですが、場所によってはそんなに安くならないケースもあります。
※価格差が特に生じる部位・・・バンパーやステップカバーなど(脱着分解工賃やクリップなどの交換部品等で)
価格差がそあまり生じない部位・・ドアなどの外板パネル類(塗装面積は少ないがそこまで手間は変わらない)
しかもスポット補修の場合は塗装の劣化が早く(特にクリアー塗装を薄く塗っている部分)、
後々になって跡が出てくるケースが多々ある為、基本的にはお勧めできません。
やっぱり修理した後も長く綺麗に乗ってほしいですから😆
ただ、予算の都合もある事なのでご要望がある方には、どちらにでも対応できるようにはしておりますよ😄
以上が今日のブログでした(^o^)丿
少しでも修理しようとお悩みなっている方の助けになればと思い書きました🎶
本日も閲覧ありがとうございました(^o^)丿