こんにちは(^o^)丿
高田です😆
最近、話題のヘッドライトスチーマー✨ インターネットでも気軽に買える商品です。
誰でも簡単にそしてお気軽にヘッドライトが新車のように蘇ると、謳って販売されていますが
使い方を誤るとトラブルの原因にもなってしまいます。
そんなヘッドライトスチーマーについて今日は解説していきたいと思います。
そもそもヘッドライトスチーマーの原理とは!?
ヘッドライトスチーマーの溶解液の正体は「ジクロロメタン」という溶剤です。
発がん性物質だとか・・・とりあえず人体には猛毒みたいです😅
それを専用のカップにいれ熱で蒸発をさせて、その気体をを吹き付ける事によって
ヘッドライトの表面を溶かし綺麗にするというものなんですね~
コーティングではなく溶かし込むんです!
ここが肝です😆
じゃあどんなトラブルが多いのか!?
スチーマー施工中にトラブルが液だれによるトラブルと「クラック」と言われるひび割れです。
液だれをすると溶剤がヘッドライトのカバーの表面を溶かしてしまうので垂れた部分だけ凹んだ
ようになってしまいます。
それと圧倒的に多いのが「クラック」と呼ばれるひび割れです(*´Д`)
クラックが入る原因とは!?
ヘッドライトスチーマーは溶剤を沸騰させ、その気化した蒸気をヘッドライトに当てるわけですから
この時にヘッドライトカバーは高温になります。
そしてその高温から冷める時に収縮を起こします。
そのために小さなひび割れ(クラック)が発生しやすいのです。
なので施工中は温度管理が非常に重要になります。
実際に施工とそのトラブルについて画像付きで解説します(^o^)丿
まずは研磨です(^o^)丿
荒い番手(500番~800番程度)でくもりや黄ばみの原因を除去していきます。
その後徐々にペーパーの番手を上げていき、最終の番手は3000番をお勧めします٩( ”ω” )و
ヘッドライトスチーマーを準備して、研磨したヘッドライト表面を脱脂したら、
液だれに注意しながら、蒸気を吹き付けていきます。
全体的にムラなく吹き付けたら完了です。
しかし大事なのはこの後!!
温度変化により素材が膨張したり収縮したりするのでクラックを発生させないためには
急激な温度変化はNGです。
スチーマーの蒸気により表面温度は上がっているので、できれば自然乾燥も避けた方がいいです。
DIYでやってみようとお考えの方は上記の事を意識してみてください(*´▽`*)
またクラックを強制的に発生させてみました。
施工直後に急激な温度変化を与えました。
光を当てるとかなり中の方までひび割れしているのが分かります。
こうなってしまうとリペアはかなり困難になってしまいます。
結局のところ、溶剤と蒸気で素材そのものを溶かし込むからこのようなことが
起こるんですね~💧
まとめ
ヘッドライトスチーマーはいまやどこでも簡単に入手が可能です。
ですが、どの商品をみても成分表示はされていません。そうなると安全性も確保
できないうえにどの程度保証できるかも断言できません。
もしDIYでやってみようかなとお考えの方はリスクと原理を理解した上で行うのがいいと思います。
弊社ではこのようなリスクを抱えた商品をサービスとして提供するわけにはいかず
現在ヘッドライトスチーマーでの施工は行っておりません。
ヘッドライトコーティングは、磨きによるコーティングと、クリア塗装によるコーティング
の2種類を行っております。
もちろん、施工に関しては保証もつけておりますので安心してご利用してお頂けます。
ヘッドライトのお悩みも是非お気軽にお問合せ下さい😆
本日も閲覧ありがとうございました(^o^)丿