車のコーティングの種類と効果が持続する期間について

車のコーティングの種類と効果が持続する期間について

車のコーティングには、さまざまな種類があります。そして、その種類によって効果がつづく期間も違ってきます。価格の高いコーティングであれば、なんとなく長持ちしそうな気がするかもしれません。しかし、実際には種類よって何が違うのか、どのくらいの間効果が続くのか、詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。
この記事では車にコーティングをすることを検討している方に、種類や効果のつづく期間を紹介していきたいと思います。

コーティングの種類

車のコーティングと呼ばれているものには、大きくわけてポリマーコーティングと、ガラスコーティングの2種類があります。どちらの種類かによって、効果や価格も大きく異なります。コーティングをしようと考えても、価格との比較も含めて、どちらを選べばよいのか、わからない方が多いと思います。

また、目的も人によってそれぞれ違います。できるだけ費用がかからないようにしたい方もいれば、価格は高くても満足のできる仕上がりを求める方もいるでしょう。みなさんそれぞれ、コーティングに求めている効果や、かける予算が異なります。そのため、自分が求めていることにあわせて、種類を選ぶ必要があるのです。

安いコーティングをしたものの効果が全然なかった、高いお金をはらったもののそれに見合う効果がなかった、といった感想をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、それは自分が求めるものと、種類が違った結果だったのかもしれません。

ポリマーコーティング

ポリマーコーティングのメリットは、なんといっても施工費用を抑えられることです。ポリマーコーティングの価格は1万円から2万円ほどで済みますので、ガラスコーティングに比べると費用が安いのが特徴です。施工時間が短くてすむのも特徴のひとつです。40分から1時間程度で作業が完了するという点もあります。たとえば、ガソリンスタンドや、カー用品店などで、さっと作業を終わらせられるタイプのものであれば、価格も1万円程度で済む場合も多くあるでしょう。

また、市販品を購入して、自分でかんたんな作業で施工することも可能です。コーティング剤は、カー用品店などでも販売しています。スプレータイプのものも多いため、それほど手間をかけずに施工できるでしょう。このようなコーティング剤は、市販品のカーシャンプーなどで、かんたんに落とすこともできます。そのため、古くなったコーティング剤を自分で落として、施工し直すこともかんたんにできます。

しかし、ポリマーコーティングにもデメリットはあります。まず、効果のつづく期間が短いことが最大のデメリットといえるでしょう。ポリマーコーティングの効果がつづく期間は、3ヶ月から6ヶ月と短いため、頻繁に塗り直さなければなりません。

また雨や洗車の際に、コーティング剤がとれやすいのも、デメリットのひとつです。雨に濡れたり、洗車の際にカーシャンプーを使用したりすることで、簡単に流れ落ちてしまいます。ポリマーコーティングを施工した際に、少しでも効果を長持ちさせるために、専用のメンテナンスキットが渡されることがあります。ポリマーコーティングの効果を発揮するためには、こまめなメンテナンスをすることが必要です。

ガラスコーティング

ガラスコーティングには、厳密にいうと2種類あります。ガラス繊維がコーティング剤に含まれているもののことを、ガラス系コーティングと呼びます。ガラスコーティングとは、化学反応により、ボディの表面にガラス皮膜をつくる施工方法です。このふたつを比べると、ガラスコーティングの方がコーティングの効果が高いのですが、価格も大幅に高くなります。

一般的には、このふたつを指してガラスコーティングと呼んでいます。実際には、価格の比較的安いガラス系コーティングの方が主流となっています。このコーティング方法は、高い効果を見込めます。ボディを傷から守る効果が高く、紫外線や酸性雨などによる劣化を防ぐ効果もありますので、車の塗装を長持ちさせる効果が見込めます。

また、ポリマーコーティングとは異なり、かんたんにコーティング剤がとれたりしません。施工の内容にもよりますが、1年から5年程度、効果が持続するものもあります。

一方デメリットは、値段と施工時間がかかることです。施工費用は、最低でも数万円から、高いものになると10万円以上かかることもあるようです。また、コーティングが完了するまで最低でも1日、長い場合には1週間程度時間がかかることがあります。そのため、基本的には車を工場にあずけることになります。

特に、ガラスコーティングの場合は、高い技術力が求められます。そのため、依頼する業者の技術力の違いで、コーティングの仕上がりや、効果の持続時間に差が出てしまいます。ガラスコーティングをしたいのであれば、技術力の高いコーティング専門店に頼む方がよいでしょう。

まとめ

車のコーティングには、大きく分けてふたつの種類があります。ポリマーコーティングは、比較的安価で施工も簡単ですが、その分効果が持続する期間が短くなります。ガラスコーティングは、価格は高価ですが、仕上がりもきれいで、効果も長く続きます。

コーティング剤を購入して、自分で塗ることもできます。しかし、ムラ無くきれいに仕上げるのは、非常に難しいものです。特に、ガラスコーティングは仕上がりまでに時間もかかりますし、塗り直しも簡単にはできません。施工する場合は、技術力のあるコーティング専門店に依頼する方がよいでしょう。

BSWでは、日本一を自負する板金技術だけでなく、ボディコーティングにも力を入れています。ちょっとした傷のある車でも、きれいにコーティングする自信があります。ぜひ一度BSWまでお問い合わせください。

 

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